Brotherの複合機の通信プロトコル解析(スキャナ部分)

Brotherの複合機を買った。フラットベッド+ADFのスキャナ、インクジェットプリンタ、コピー機が合わさったMyMio DCP-595CNというやつ。Amazonで1万2千円とちょっと。あと数千円出せばFAX付きのが買えたが、我が家には電話回線がないので、これで十分。

最近、紙類(だけではないが)を棄てられないのが物が多くなる一因だと気づいたので、スキャナで取り込んで電子データ化してどんどん捨てていこうという目論見。うーん、1ヶ月後には挫折していそうだ。

とにかく、そんなわけでスキャナがメイン、あとの機能はおまけで十分。画質はそこまでこだわらないので安くて手軽にスキャンして整理できるのがいい、というわけでこれに決定。ADFつき、PCからのネットワークスキャンのほかに、スキャナ側の操作だけでPCを選んでネットワーク経由でスキャンできたり、USBメモリをスキャナに挿して直接ファイル保存できるなど、安いのになかなか便利そうな機能が豊富なところがいい。

なんだか宣伝みたいになっているな。宣伝ついでに商品へのリンクを張っておこう。 BROTHER Mymio A4インクジェット複合機 DCP-595CN


で、先週に届いたので、使ってみた。
・・・うーん、便利ではあるんだけど、かゆいところに手が届かない感じ。あと、これができれば・・・と思うところがいくつか。現在の仕様の中で実現できるはずなのに、敢えて機能を省いているような気がしなくもない。ターゲットがライトユーザなんだろうか。残念ながら、これで書類を全部スキャンしてやるぜ!という気分にはなれなさそうだ。(以上はスキャナの感想。その他の機能はまったく触っていないので。)

前置きが長くなったが、動作仕様の細かなところに思うところがあったのと、ネットワークでスキャンする仕組みが気になったので、週末に解析してみた。通信プロトコル解析、なんて大仰なタイトルをつけたが、パケットを覗き見てちょこちょこっと再現するスクリプトを書いただけ。もっとちゃんとした解析はほかの人がやっている気がする。いやむしろ公式サイトに仕様が公開されてたりして。。。(確認…)なかった。需要があるのかすらわからないが、簡単なサンプルスクリプトの動作まで確認できたので、とりあえずまとめてみる。

つづく。