Rake - Ruby Make
Makeはコンパイル用のツールと思われがちですが、コンパイル後のコマンドの実行まで自動で行ってくれる非常に便利なツールです。パラメータを変えて、大量にコマンドを実行、ファイル生成をするときなどは自前のスクリプトを使うよりも簡単かつ柔軟に書けて重宝します。しかし、使っていると型ルールが意外と使いにくいことから、Makeより柔軟性が高く、簡単に記述できるMakeツールを探していました。
Ruby版Make の Rake がRuby on Railsなどでよく使われているようで、かなり便利そうな感じです。
- Makeに対するMakefileと同様に、"Rakefile"を書いておけばよい
- rakeコマンドで1発実行
- rake hoge みたいなのもOK
- rake -n でdry run
- RakefileはRubyスクリプト
- task メソッドや rule メソッドで依存関係を書いていく
- 依存関係に正規表現OK
- 依存関係の解決にprocを渡せる
うーん、便利そうです。
ここからダウンロードしてインストール。rubygemsでもOKらしいです。開発は続いているみたいですね。バージョンは0.8.1でした。
- http://rake.rubyforge.org/
- リファレンスマニュアル(ちょっと古い)
- http://docs.rubyrake.org/
- Rake User Guide
- http://www.kyobashi.org/hf/RakeUserGuide/
- 「Rake User Guide」日本語訳
- http://www2s.biglobe.ne.jp/~idesaku/sss/tech/rake/
- Rakeの覚え書き 公式より詳しく書いてある(?)
この辺を読めばわかるかな。